信州のりんごは有限会社アップルファーム志賀
信州りんご栽培の一年
りんごの記録 
  りんごは野菜と違い永年作物です。
一度定植すれば、実がなり始めるまでには4〜5年はかかりますが、その後、数十年間は実のりを与え続けてくれます。そんなりんごの樹を慈しみながら、大切に育てています。
人も樹も同じでそれぞれ個性があります。一本一本の性格に合わせた育て方をし、秋には恵みの恩恵が受けられるのです。
当農園の信州りんごは、太陽光をたっぷりあてるために、全てワイ化仕立ての小型樹形で栽培した、サンふじです。私たちスタッフが年間を通じて行っています作業を、ご紹介いたします。
今年の成長記録はこちらから

整枝選定
美味しいりんご作りには欠かせない、年間を通して最初の作業です。
樹形を整え、どの枝にも日光を当て、葉の光合成を促すため余分な枝を切り落とす熟練した技術を必要とします。
雪の中での、大変かつ、重要な作業です。
りんごの整枝選定
枝片付け
切り落とされた枝は、病害虫の温床になるため片付けます。
春早くからの作業に間に合わせるため、まだ残雪が残っているなかでの作業です。
粗皮削り
りんごの樹も脱皮します。古くなって脱皮した粗皮を人手によって削ってあげます。皮の下にひそむ害虫やその卵を退治するためです。
りんごの粗皮削り
 
消毒
りんごは病害虫に冒されやすい作物です。農薬は使いたくはありませんが、現段階では技術的に難しいです。安心できる農薬を可能な限り最小限度で散布をします。
 
花摘み
実を多くならせ過ぎると、果実ひとつあたりの栄養が不足して、大きな実にならないばかりか、翌年へも影響を残します。弱った樹は樹勢を維持するため、翌年は実を付けなくなります。そのために余分な実を摘んで、果実の成長を促します。
りんごの花摘み
 
受粉
草刈り
りんごは結実するためには、別の品種の花粉を受粉する必要があります。当園では、ツツハナバチを使う他、確実な結実のため、人手による人口受粉も行っています。
 
摘果
実を多くならせ過ぎると、果実ひとつあたりの栄養が不足して、大きな実にならないばかりか、翌年へも影響を残します。弱った樹は樹勢を維持するため、翌年は実を付けなくなります。そのために余分な実を摘んで、果実の成長を促します。
潅水
作物の成長に欠かせない3要素のひとつが水分です。降水がないと、樹は樹勢維持のため、果実への養水分の供給を抑えてしまいます。乾燥の強い夏季は人為的に、水分を補ってあげる必要があります。
当園では機械を使ってのスプリンクラー潅水を行っています。
 
誘引
果実が大きくなるにしたがい、重みで枝が垂れ下がってきます。それにより枝同士が重なり合ってしまいます。そこで重なり合った枝をロープで誘引したり、支柱を立てることで、光が万遍なく果実や葉にあたようにします。
着色管理
りんごは陽の光が十分にあたることで、着色します。果実にまんべんなく、日光を当てるために、果実に直接触れている葉を取ったり(葉摘み)、一方向からしか光があたらない果実の向きを回したり(玉回し)、反射シートを敷いたりします。これにより、果実全体が真っ赤に色づきます。
りんごに陽を当てます。
 
収穫
一年の集大成。いよいよ収穫期になりました。当園のりんごは「サンふじ」ですので収穫は11月に入ってからです。
熟期は樹によって違いがあり、また同じ樹でも果実によって成熟度の違いもあり、ひとつひとつの果実を確認しながらの収穫となります。
りんごの収穫
 
施肥
一年間の感謝と、翌年の恵みのために肥料を与えます。一本一本樹によっての樹勢が違いますので、その樹にあわせた量で施します。
もちろん当園は有機肥料のみで化学肥料は使用していおりません。

 



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